最近ではTV CMもたくさん流れ、ぐっと身近に感じるようになったカードローンやキャッシングのサービス。
数年前に一世を風靡した(?)、中年のおっさんがチワワと見つめあうCMレオタードを来た女性陣が踊り狂うCMなんかは覚えている方も多いのではないでしょうか。
インターネット、スマートフォンなんかの普及で、より一層利用のハードルも下がり、利用者も増えていると聞きます。

しかし、この良く聞く「カードローン」と「キャッシング」という2つの言葉、違いはご存知でしょうか?

どちらもお金を借りて、利息を付けて返すというサービスですが、その内容に若干の違いがあります。
それをしっかりと把握して利用しないと、損をしてしまうかもしれません。

このページではカードキャッシング.jpでも多々出てくる両者の言葉の違いについて解説し、どちらを利用した方がお得なのかの判断基準を紹介します。

カードローンとキャッシングの違いは返済方法

結論から言えば、カードローンとキャッシングは返済方法が異なります。
下記にまとめたのでご確認ください。

カードローンとキャッシングの違い
限度額 支払方法 審査 金利
カードローン 大きめ 分割払い 厳しめ 低め
キャッシング 小さめ 翌月一括払い 易しめ 高め

※ 上記は一般的な例で、例外もございます

カードローンは(比較的)大口融資、分割返済が特徴

分割返済が前提となりますので、比較的大きな金額の借り入れも行うことができます。
従って返済期間がキャッシングよりも長期にわたるため、金利は低めに設定されていることが多いです。

但し、大きな金額を融資し、かつ金利も低めに設定されているため、審査は厳しめと考えてください。

キャッシングは小口融資、翌月一括返済が特徴

翌月一括返済が前提となります。
(一部、例外でリボ払いが可能なキャッシングサービスもあります)

短期間ですぐに返すことが前提となりますので、限度額は少額に設定されていることが多いです。
少額融資が基本なので、審査がカードローンに比べると通りやすいというのもポイントです。
審査が甘いことが多いため、カードローンよりも申し込みから融資までに必要が時間が短いことが多いと言えます。

審査が緩めな代わりに、金利に関しては高めに設定してありますので注意しましょう。

カードローンとキャッシングそれぞれのメリット・デメリット

カードローンとキャッシングには上述の違いが存在します。
その違いから、それぞれメリットとデメリットがあることに注意してください。

カードローンとキャッシングそれぞれのメリット・デメリット
メリット デメリット
カードローン
  • 大き目の金額でも借り入れ可能
  • 分割払いだから月々の返済額に余裕がある
  • 審査が厳しく、そのため時間がかかることも多い
  • 完済までに支払う利息が多い
キャッシング
  • 審査が甘め
  • 申込みから借り入れまでが早い
  • 少額しか借りられない
  • 金利が高い

利息については少しわかりにくいかもしれませんね。

仮にカードローン・キャッシングで同じ額を借り入れた場合、最終的に支払う利息の額はキャッシングの方が低くなることが多いです。
これは、カードローンが分割返済となり、毎月ある程度の利息が発生するためです。

利息については、改めて詳しく解説したいと思います。

カードローンとキャッシングそれぞれの違いを理解して使い分けることが大切

結局は、使い分けが大切ということになります。
ここまで記載したポイントをまとめると、以下のような利用がいいと思われますので、参考にしてください。

【カードローン】
一括返済が難しい、大き目の金額を借りたい場合に利用
【キャッシング】
急いでお金が必要になった時に、一括返済が可能な金額を借りたい場合に利用